情報科教員向け

令和4年度から情報Ⅰが始まりました.情報Ⅰは必修科目であり,令和4年4月に入学した高校生は必ず授業で扱うことになります.学校によって1年次,2年次,3年次のどの段階で扱うかを定めています.なお1年次に開講することを推奨されています.

本サイトの管理人はいくつかの授業提案と授業実践事例の公開など,情報科教育についていくつか公開物があります.その公開物を教員向けにまとめます.

授業時間数が足りない

授業時間の現状

情報Ⅰは2単位です.情報Ⅰは令和3年度入学生まで実施される学習指導要領の選択必履修科目の1つである「情報の科学」×1.2 程度の量を扱います.

本サイト管理人は情報の科学を高校で授業実施していましたが,それでも授業時間は非常にカツカツであった印象です.

無論教科書の単語説明程度で終えていれば授業時間数が足りないことはありませんが,理解を手助けるための体験やディスカッションなどを踏まえるとギリギリの時間配分になりました.

情報Ⅰは情報の科学をある程度リメイクし,データ活用と情報デザインをあわせたような内容になっています.ですから量的には,情報の科学×1.2 といっても認識の相違はないはずです.

授業時間の圧縮が急務

無学な人が教科書を眺めると,大きな4つの内容

プログラミング関係

まずプログラミングは情報Ⅰのほんの一部の要素であることを再認識しなければならない.情報Ⅰといえばまずプログラミングが話題にあがり,それをどのように教育するかが論点となる.また言語の選択が論点となるが,うまくやれば言語選択は生徒に任せられるのではないだろうかというのが管理人の持論です.