情報Ⅰ教科書とおすすめ資料集

情報Ⅰの教科書比較記事を書きます。情報Ⅰについて軽く知った上でぜひご覧いただきたいです。この記事はその前提内容をまとめたものです。比較記事はこちらから御覧ください。

前提

量が多いが実はそこそこにある中学技術の復習内容

中身を見てみると,非常に多い内容を扱いますが,実はこれは 小学校からのICT教育 ,中学校からの技術家庭科(技術分野)の延長の教科です。数学の教科書を見て「数学は中学から始まるのに加減乗除を説明しないなんて,分数も扱わないの?」というように,「情報は高校から始まるのに~~」というのは本来通用しないはずです。

しかし全国的に技術の授業がふわっふわしているため,中学技術の内容からやらなければなりません。中1で分数・小数・掛け算・割り算をやりつつ中学数学の内容をやるような感じです。

技術家庭科をちゃんとやった前提でみると「このあたりは復習なので軽くいきますね」が出来て割としっかりと運用できるはずの内容です。結構量が多い印象ですが,実は改革は中学から必要なんですよ。

学習指導要領に則り教科書執筆

教科書は学習指導要領に則り執筆されています。情報Ⅰは平成30年告示高等学校学習指導要領(情報はp190)に則っています。情報Ⅰ全体感を掴むには,指導要領をご覧ください。

学習指導要領 ≠ 学習指導要領解説

必履修科目と選択履修科目

情報Ⅰは高校生全員が学ぶ必履修科目です。情報Ⅱは開講する学校でだけ学ぶ選択履修科目です。

教科書一覧

情報Ⅰの教科書は6社から12冊(13冊)展開されました。

教科書の比較を取り上げますが,先に特筆しておくことがあります。

日本文教出版の711,712にあたる「情報Ⅰ 図解と実習-図解編」と「情報Ⅰ 図解と実習-実習編」は教科書として(実質的に)1冊扱いであることです。

日本文教出版は「Book in Book」を表記しています。アニメーションスライドで表現したものを動画化しましたので載せます。

動画リンク

なお日本文教出版の紹介ページでは 各冊単体での採択ができない旨の表記があります。

※ブックインブック2冊セットの教科書です。各冊単体での採択はできません。

引用元:https://www.nichibun-g.co.jp/textbooks/joho/2022_joho01_2/textbook/

そのため実質的に1冊扱いであると解釈し,以後このWebサイトでも同様の扱いをします。

教科書一覧と教科書会社へのリンク

教科書のレベル分け

いずれの教科でも複数の教科書が用意され,それぞれの学校に合ったスタイルの教科書を先生方が選定し採択します。

「なんで?どうして?もっと知りたい!まだまだいける!」といった生徒の多い学校では深い記述の多い教科書が採択され,少しばかり学習に興味がない生徒が多い学校では例えや身近な例を多く掲載した教科書が採択されます。

そういった教科書の比較をよく「レベル分け」のような言い方をしますが,その「レベル分け」で下のレベルを学校が採択したからといって学習者のレベルが低いというわけではありません。いずれも一定の基準で書かれています。

筆者は「資料集の内容も含むような盛々版」と「最低限に精査した究極鋭利版」のように表現することがあります。

筆者基準で「盛々版」から「鋭利版」を評価します。

星の数は記述の盛々度合いを示しており,評価と一致しません。

 

一般の方も購入できるおすすめ参考書

トピック集

キーワードで学ぶ最新情報トピックス2022

2冊取り上げましたが,中身は同じです。高校で採用する場合は高校版を使用し,一般の方が一般書店で購入する場合はもう一方のトピックスを購入します。

毎年発刊されており,書名は西暦が変わるだけですが,中身はしっかりと変わっています。

ここ数年のものは左ページがほぼ基礎基本内容,右ページがさらに深く学ぶための内容が掲載されています。

教科書は執筆から発刊までに数年の時差が生じます。これは検定などがあり致し方ないことですが,この紹介する書籍は,毎年ギリギリまで記述されていることが中身から分かります。この書籍のファンで毎年差分を探して楽しんでいる身としては,情報Ⅰに興味を持った皆さんにぜひご覧いただきたい内容です。